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Q13 ペットフードが腐っていたようで、犬の具合が悪くなりました。誰が責任をとってくれますか?

ANSWER
まずペットフードが間違いなく腐っており、そのフードを食べたことが犬の体調不良と間違いなく因果関係があるということを前提にします。この場合いくつかの可能性が考えられます。
●製造業者の責任
製造メーカーや輸入業者はPL法(製造物責任法)により製造または加工されたものに欠陥があったため、消費者の生命身体、財産に被害が生じた場合、責任を取らねばなりません。もし製造段階で不備があったと証明されれば、製造業者の責任となります。
●運搬業者の責任
ペットフードを運搬する際の管理状態が悪く、そのためにペットフードが腐ってしまったと証明されれば、運搬業者の責任となります。消費者と運搬業者の間には明確な契約関係はありませんので、運搬業者の消費者に対する不法行為という形となり、その責任を取らねばなりません。
●販売店の責任
ペットフードが販売店における管理方法が悪かったために腐ったと証明されれば、販売店の責任となります。
販売店でペットフードを買うと、販売店と消費者との間には売買契約が締結されます。売主である販売店には、ペットフードそのものを引き渡す義務は当然のこと、安全な商品を提供する義務も同時に負いますので、腐った商品を販売したという行為は「債務不履行」となりその責任を取らねばなりません。

しかし実際問題、ペットフードと犬の体調不良の因果関係、どの段階でペットフードに細菌が紛れ込んだかの証明、それらの実証にかかる時間、裁判費用等を考えると個人で裁判を起こすことは現実的ではありません。結論は、「ペットの食事は飼い主が責任もって管理する」です。