「ラベリング効果」と「露出効果」、そして「飼い主自身の自己愛の裏返し」によって、我々消費者の心理には「血統書=価値がある」「血統書=安心」という印象がいつの間にか植え付けられます。こうした第一印象を度外視し、冷静に血統書のメリットを考えてみましょう
「犬種協会が決めた犬種標準にその犬の容姿が近いこと」
「その犬の親犬がはっきりわかること」
「ブリーダーは誰だかはっきりわかること」
「親犬の姿形を見ることができるようならその犬が成犬になったときの姿を想像しやすいこと」 などが挙げられます。
また逆に血統書のデメリットも考えて見ましょう。
「犬種標準には明確な根拠がないこと」
「犬種標準に近づけてなるべく高い値段で犬を売るため、ブリーダーが近親交配で生ませた可能性があること」
「近親交配の結果、遺伝病の発生確率が高まっている危険性があること」
などが挙げられます。
消費者としては無意識的に植え付けられる「血統書」というものに対する先入観を冷静に見極めること、
また意識的に比較検討できるメリットとデメリットを差引勘定した上で、血統書に高いお金を払う価値があるかどうか判断するのが賢明です。
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