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サンディ

 4日で32キロメートルの距離を移動し、飼い主の勤務先に現れた犬「サンディ」について解説します。

サンディとは?

 サンディ(Sandy)は、4日で32キロメートルの距離を移動し、飼い主の勤務先に現れた犬。
私道に止めてあった車から飛び出し、迷子になってしまったサンディ  カリフォルニア州に暮らすジャニス・エリックさんは、チワワとテリアのミックス犬「サンディ」を子犬の頃から可愛がっていました。その最愛のサンディが行方不明になってしまったのは、2011年3月31日のことです。
 ジャニスさんが、娘の暮らすグローバービーチに立ち寄り、ちょっとの間車を私道に停めておいたところ、中にいたサンディが窓の隙間から逃げ出してしまったのです。
 犬がいないことに気づいたジャニスさんと娘のケイリーは、あわてて近所を探し回りました。しかし結局見つけることができず、傷心の内に帰宅することを余儀なくされます。
 エリック家にとって心配の種となっていたサンディが、再びひょっこりと姿を現したのは、行方不明になってから4日ほど経過した4月4日のことです。場所は、カリフォルニア州南部サンルイオビスポにある「アップルファーム」というレストランでした。ここはサンディが迷子になった所から、何と32キロメートルも離れた場所にある建物です。
 店の前にちょこんとたたずんでいる彼女をみつけた早番のウエイトレスは、犬の首輪に付いていたタグから飼い主の電話番号を知り、早速かけてみました。すると驚いたことに、電話に出たのはレストランの同僚・ジャニスさんだったのです。
 結局サンディは、自宅ではなくジャニスさんの勤務先に戻って来たことになります。明白な理由は不明ですが、ジャニスさんが非番のときに数回、サンディと共にお店に立ち寄った経験があるからだと考えられています。 Lost Dog Found KSBY

サンディの写真

 以下でご紹介するのは、4日で32キロメートルの距離を移動し、飼い主の勤務先に現れた犬「サンディ」の写真です。 4日間掛けて32キロを移動し、飼い主であるジャニスさんの勤務先に姿を現したサンディ
 4日間の放浪の旅により、サンディの体には100匹ほどのダニが取り付き、体重も1キログラムほど減ったという。写真の出典はこちら