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回虫症鞭虫症鉤虫症条虫症フィラリア症


回虫症

回虫にはどのような種類があるのか?
回虫にはイヌ回虫とイヌ小回虫の二種類がいます。写真は成虫です。大きくなった成虫が腸の中で詰まってしまうこともあります。
どうやって体内に入るのか?
他の犬の糞便を食べてしまうことで体内に入ります。
写真は回虫の卵です。これが他の犬の糞便中に含まれている危険性があります。体内では小腸で孵化します。
どうやって予防するのか?
散歩中に他の犬の糞便を見つけたら、そこに近づかないようにリードでコントロールしてください。
もしかかったらどうなるのか?
食欲不振、嘔吐、下痢が見られます。
どうやったら治療できるのか?
薬(駆虫薬)で駆除します。お近くの獣医師にご相談下さい。

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鞭虫症
 
鞭虫とはどのような寄生虫か?
鞭虫はほとんどの犬に寄生しています。糞便などを介して犬の体内に入った鞭虫の卵は、小腸で孵化し腸の粘膜内で成長して最終的には盲腸に寄生します
どうやって体内に入るのか?
他の犬の糞便を食べてしまうことで体内に入ります。
写真は鞭虫の卵です。これが他の犬の糞便中に含まれている危険性があります。体内では小腸で孵化します。
どうやって予防するのか?
散歩中に他の犬の糞便を見つけたら、そこに近づかないようにリードでコントロールしてください。
もしかかってしまったらどうなるのか?
寄生数が少なく、また犬の免疫力も正常であれば症状が出ることはありません。しかし寄生数が増えたり犬の免疫力が低下したりすると 慢性的な下痢が見られるようになります。 排便のときドロッとした血液を含む粘液便(写真右)を出すようになります。また寄生虫は犬の血液を栄養としているため、 寄生数が多くなると貧血、体重減少、毛づやの悪化なども見られるようになります。
どうやったら治療できるのか?
薬(駆虫薬)で駆除します。お近くの獣医師にご相談下さい。

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鉤虫症
 
鉤虫(こうちゅう)とはどのような寄生虫か?
鉤虫は感染犬の便中に卵として存在し、土中で孵化して他の犬が来るのを待ちます。幼虫は鋭い牙で小腸壁に噛み付いてそこから血液を吸い取ります。
どうやって体内に入るのか?
他の犬の糞便を食べたり、拾い食いすることで体内に入ります。
また皮膚からの経皮感染、母親の胎盤から感染する経胎盤感染(垂直感染)もあります。
どうやって予防するのか?
散歩中に他の犬の糞便を見つけたら、そこに近づかないようにリードでコントロールすること。また散歩中にむやみに拾い食いしないように気をつけたり、そもそも拾い食いしないように日頃からしつけておくこと。
もしかかってしまったらどうなるのか?
子犬の場合は食欲低下、下痢、血便、貧血、腹痛による背中丸め姿勢などが見られます。最悪の場合は貧血で死亡することもありえます。成犬の場合は多少感染していても問題ありませんが、寄生数が多くなると慢性的な貧血や下痢、毛づやが悪くなどの症状が現れます
どうやったら治療できるのか?
薬(駆虫薬)で駆除します。お近くの獣医師にご相談下さい。

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条虫症
 
条虫とはどのような寄生虫か?
犬条虫は瓜の種のような形の節が100個以上連なった形をしており、別名瓜実条虫(うりざねじょうちゅう)とも呼ばれます(写真左)。 この節の一部がちぎれて感染犬の便と一緒に排泄され(写真右)、節が破れて出てきた卵をノミが食べてノミの体内で孵化します。 何らかのきっかけで犬がそのノミを口に入れてしまうと感染です。幼虫は鋭い牙で小腸壁に噛み付いてそこから血液を吸い取ります。
どうやって体内に入るのか?
ノミを口に入れてしまうことで体内に入ります。
どうやって予防するのか?
ノミを退治します。ノミ駆除薬、ノミ取り首輪、ノミよけ薬用シャンプー等でノミ駆除に専心してください。下はノミ取りグッズいろいろ。
ノミ取り首輪

ノミ取りコーム

ノミ取りスプレー
ノミ取りシャンプー
もしかかってしまったらどうなるのか?
肛門周囲に付いた条虫の節に違和感を感じ、 肛門周辺をなめたり肛門を地面にこすり付けたりする行動が見られます。 寄生数が多いときは下痢、食欲低下、体重減少、毛づやの悪化などが現れます。

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フィラリア症
 
フィラリアとはどのような寄生虫か?
フィラリアは日本名を「犬糸条虫」と呼び、体調12〜30cmの細長い寄生虫です。 トウゴウヤブカという蚊が媒介します。フィラリアは犬の体内で交尾するとミクロフィラリアと呼ばれる幼虫を犬の血液中に産み落とします。 このミクロフィラリアは体内では成長できず、血液中を回って蚊に吸われるのを待ちます。蚊に吸われたミクロフィラリアは蚊の体内で二度脱皮して成長し、 この蚊が犬を刺すことでその傷からミクロフィラリアが感染します。犬の体内に侵入したミクロフィラリアは成長しながら心臓の右心室にたどり着き、 最終的には心臓や肺動脈に寄生します。
どうやって体内に入るのか?
まずフィラリアの幼虫であるミクロフィラリアを含んだ蚊が犬を刺します。蚊は血液を吸うのと交換に自分の唾液を注入しますので、 その唾液と共にミクロフィラリアが犬の体内に入ります。
どうやって予防するのか?
蚊を環境の中から一掃することは困難です。よって仮にミクロフィラリアが体内に入っても成長しないように薬で殺すという方法が取られます。蚊の発生する時期にあわせて予防薬を使用します。
もしかかってしまったらどうなるのか?
典型的な症状は咳です。心臓にフィラリアが詰まるため血液の流れが悪くなり、 気管支静脈に血液がたまって咳を引き起こします。また運動すると息切れをするようになり、 散歩を嫌がるようになります。気づかずに放置すると肝臓や腎臓も傷害され、死亡する場合もあります。 フィラリアが心臓の右心房と後大静脈にかたよって寄生した場合は急性フィラリア症という急激な体調の悪化を招きます。 この場合は早急に手術による対処が必要です。
どうやったら治療できるのか?
フィラリア予防薬で駆除します。お近くの獣医師にご相談下さい。

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