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狂犬病
 
狂犬病の原因は?
狂犬病ウイルスが原因です。 
狂犬病はどのように体内に入るのか?
感染した動物にかまれた傷口からウイルスが侵入します
もし狂犬病にかかってしまったらどうなるのか?
狂犬病を発症したの犬はむやみに歩き回り、柱などの物体にかみついたり、地面を無意味に掘る、狼のような特徴的な遠吠えをするなどの異常行動をとります。また大量のヨダレを流すようになり非常に攻撃的になります。また水を飲むとのどがけいれんして苦しいため、水を極端に怖れるようになります(別名「恐水症」と呼ばれる所以です)。やがて足腰が立たなくなり、うつろに宙をながめるようになり死亡します。この病気は人間にも感染する「人畜共通感染症」の一つです。
どうやったら狂犬病を予防・治療できるのか?
狂犬病は発症すると致死率がほぼ100%という恐ろしい病気ですので、ワクチン接種による予防が実質的な予防・治療法といえます。 狂犬病を撲滅させるため我が国では「狂犬病予防法」を制定し、飼い犬の登録と年1回の予防接種、放し飼いの禁止、野犬の捕獲、輸出入動物の検疫、 と国をあげての防疫体制をとっており、1957年以降狂犬病の発生はありません。狂犬病予防法により、毎年1回狂犬病予防注射を受けなければなりません。
畜犬登録済みの人は時期が近づくと葉書などで連絡が来ます。まだ畜犬登録していない人は市区町村に問い合わせて集団接種の日時と会場をお問い合わせ下さい。集団接種の機会を逃しても動物病院などで予防注射はできますが、その場合接種済み証明書を保健所などに提出する必要があります。

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ジステンパー
 
ジステンパーウイルスはどうやって体内に入るのか?
ウイルスに感染した他のイヌのくしゃみ飛沫を吸い込んだり、感染イヌに直接的・間接的に接触することで鼻や口からウイルスが体内に侵入します。
もしかかってしまったらどうなるのか?
発熱や食欲不振が見られます。消化器系が侵されると嘔吐、下痢を発症し、呼吸器系が侵されるとくしゃみ、鼻水などの症状が現れます。さらに症状が進行すると脳が侵され、興奮や痙攣などの異常行動が見られるようになります。この病気は発症すると致死率が90%以上の怖い病気ですので、ワクチン接種による予防を心がけてください。
どうやったら予防・治療できるのか?
ワクチン接種で予防します。感染してしまったら抗生物質などの薬で二次感染(※)を防ぎます。 二次感染とは?ウイルスによって体内の免疫力をつかさどっているリンパ球が破壊されます。 結果として免疫力が低下し、他の細菌やウイルスの侵入を許してしまいやすくなります。 こうして起こる感染を「二次感染」といいます。

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ケンネルコフ
 
ウイルスはどうやって体内に入るのか?
ウイルスに感染した他のイヌのくしゃみ飛沫を吸い込むことで体内に入ります。代表的なウイルスはパラインフルエンザウイルス、アデノウイルスII型(犬伝染性喉頭気管支炎ウイルス/写真右)です。
もしかかってしまったらどうなるのか?
短く乾いた咳が出ます。興奮、運動、気温の変化で咳は悪化します。発熱は微熱程度ですが、免疫力が弱っているイヌの場合だと重症化し、高熱、鼻水(膿を含む)、食欲不振などの症状を発現します。
どうやったら治療できるのか?
ワクチン接種で予防します。感染してしまったら抗生物質などの薬で二次感染(※)を防ぎます。二次感染とは?ウイルスによって体内の免疫力をつかさどっているリンパ球が破壊されます。結果として免疫力が低下し、他の細菌やウイルスの侵入を許してしまいやすくなります。こうして起こる感染を「二次感染」といいます。

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パルボウイルス感染症

パルボウイルスはどうやって体内に入るのか?
ウイルスに感染した他のイヌの便や嘔吐物などを口にすることで感染します。特に発症しやすいのは生後10〜12週頃の子犬です。生後3〜9週で感染した場合はウイルスが心筋に住みつくこともあります。
もしかかってしまったらどうなるのか?
腸炎に移行した場合は激しい嘔吐と下痢を起こします。重症化するとひどい悪臭を放つ血便も出ます。心筋型の場合は悲鳴、嘔吐など突然症状が現れ、多くの場合は30分以内に呼吸困難や脱水症状で死亡します。
どうやったら予防・治療できるのか?
ワクチン接種で予防します。感染してしまったら他のイヌに感染させないように隔離入院させましょう。輸液や酸素吸入などで回復を待つしかありません。
 
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コロナウイルス性腸炎

コロナウイルスはどうやって体内に入るのか?
ウイルスに感染した他のイヌの便や嘔吐物などを口にすることで感染します。 
もしかかってしまったらどうなるのか?
ウイルスが小腸で増殖して腸炎を起こします。元気がなくなり、食欲不振、下痢、嘔吐など消化器系の症状が出ます。下痢便は軟便から水様便へと悪化していき、血便へと移行します。こうした症状は急激に現れることが多く、パルボウイルスと一緒に感染した場合や、免疫力の弱い子犬などが感染した場合は重症化しやすい傾向にあります。
どうやったら予防・治療できるのか?
ワクチン接種で予防します。感染してしまったら他のイヌに感染させないように隔離入院させましょう。輸液や酸素吸入などで回復を待つしかありません。

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レプトスピラ感染症

レプトスピラ菌はどうやって体内に入るのか?
レプトスピラ菌の最大の感染源はネズミです。ネズミには感染しても症状が出ませんので、生きている間中尿からこの菌を垂れ流し続けます。菌を含んだ尿や尿の溶けた水などををなめたり飲んだりすることで犬に感染し、また犬同士が性器をなめあうことでも感染します(オスに多い)。
もしかかってしまったらどうなるのか?
レプトスピラ症をひきおこすレプトスピラ菌には多くの種類がありますが、主要な細菌は犬レプトスピラ菌と黄疸出血レプトスピラ菌の2種類です。犬レプトスピラ菌に感染すると、主な症状として腎炎になり、また出血性の胃腸炎および潰瘍性(かいよう)の口内炎をおこします。黄疸出血レプトスピラ菌に感染した場合は突然高熱が出て、食欲がまったくなくなります。衰弱して全身が振るえ、嘔吐がみられます。口の粘膜や歯ぐき、それに結膜が充血あるいは出血し、発病後、数時間から2〜3日で死亡する犬、1週間生存して回復する犬などさまざまです。この細菌に感染した犬の約70%に黄疸があらわれます。
どうやったら予防・治療できるのか?
ワクチン接種で予防します。感染してしまったらペニシリンやストレプトマイシンなどの抗生物質で菌を退治します。また散歩中あちこちをなめないようにしつけておくことも大事です。
 
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イヌ伝染性肝炎
 
ウイルスはどうやって体内に入るのか?
犬伝染性肝炎は犬アデノウイルスI型(犬伝染性肝炎ウイルス)に感染しておこります。発病した犬あるいは回復はしたが体内にウイルスが残っている犬の唾液や尿や汚染された食器や衣類などを犬が舐めることによっておこります。
もしかかってしまったらどうなるのか?
症状は一定していません。数時間前までは元気に過ごしていた子犬が急に腹痛をおこし12時間〜24時間以内に死亡する「突然致死型」や、何の症状もあらわさない「不顕性型」、軽微な症状しか見られない「軽症型」など症状には幅があります。「重症型」では元気がなくなり、鼻水や涙を流すようになり、40度以上の高熱が4〜6日間続きます。その後、食欲不振、下痢、嘔吐、のどの渇きなどがみられ、特に急性の肝炎をおこすので胸と腹の中間辺り(肝臓のある部位)を手で押さえると痛がります。このような状態が4〜6日間続いた後、急速に治癒に向かいます。
どうやったら予防・治療できるのか?
ワクチン接種で予防します。感染してしまったら抗生物質などの薬で二次感染(※)を防ぎます。二次感染とは?ウイルスによって体内の免疫力をつかさどっているリンパ球が破壊されます。結果として免疫力が低下し、他の細菌やウイルスの侵入を許してしまいやすくなります。こうして起こる感染を「二次感染」といいます。

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ブルセラ症
 
菌はどうやって体内に入るのか?
感染した犬の流産胎子、流産後の排出物、尿に接触して感染します。原因菌はイヌ流産菌(ブルセラ・カニス)です。
もしかかってしまったらどうなるのか?
メス犬では流産、不妊が見られ、オス犬では精巣炎、陰のうの皮膚炎・かいよう等を起こします。人間に感染すると発熱、関節痛、悪寒等インフルエンザ様の症状を示しますが、日本での発生例は報告されていません。
どうやったら予防・治療できるのか?
流産した犬は必ず獣医師の検診を受けましょう。感染した犬の流産後の排出物や尿中に菌が存在するので、それを処理するときには速やかにゴム手袋をはめて行うようにします。

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破傷風
 
はどうやって体内に入るのか?
土壌中に存在する破傷風菌は、犬の体表が土で汚れたときに傷口から侵入します。破傷風菌がつねに存在する場所で肉球などに外傷を受けたときや、去勢や断尾などの手術のあとなどに感染しやすいので要注意です。
もしかかってしまったらどうなるのか?
体内に侵入した破傷風菌は毒素を産出します。この毒素によって運動神経と中枢神経がダメージを受け、全身が強直性のけいれんをおこします。
どうやったら予防・治療できるのか?
ワクチン接種で予防します。

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ワクチン接種プログラム
 感染症はウイルスや細菌が体内に入ることで発症します。全ての感染症に共通する対処法は、
■病原体に接触しないように異物をなめたり食べたりしないようにしつけること
■万が一病原体が体内に侵入しても発症しないようにワクチン接種を済ませておくこと





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