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犬の水腎症

 犬の水腎症(すいじんしょう)について病態、症状、原因、治療法別にまとめました。病気を自己診断するためではなく、あくまでも獣医さんに飼い犬の症状を説明するときの参考としてお読みください。なお当サイト内の医療情報は各種の医学書を元にしています。出典一覧はこちら

犬の水腎症の病態と症状

 犬の水腎症とは、尿を排出する管の通りが悪くなり、腎臓内部におしっこがたまってふくらんでしまった状態を言います。
 より正確には、尿管、膀胱、尿道までのどこかで尿の流れが閉塞された状態(尿路閉塞症)と、血流障害により腎臓が部分的に萎縮してしまった状態を合わせて水腎症と称します。
水腎症の模式図~膨張した腎臓と尿路の閉塞
 犬の水腎症の症状としては以下のようなものが挙げられます。全く無症状であることも珍しくありません。
犬の水腎症の主症状
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犬の水腎症の原因

 犬の水腎症の原因としては、主に以下のようなものが考えられます。予防できそうなものは飼い主の側であらかじめ原因を取り除いておきましょう。
犬の水腎症の主な原因
  • 先天性  先天的な奇形により尿路が閉塞してしまうことがあります。具体的には尿管と膀胱の移行部が先天的に狭くなっているなどです。多くの場合、子犬の頃から症状を示します。
  • 後天性  後天的な理由により尿路が閉塞してしまうことがあります。具体的には結石による目詰まり、腫瘍による圧迫、炎症による周辺組織の腫れ、避妊手術による不慮の尿管結紮などです。
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犬の水腎症の治療

 犬の水腎症の治療法としては、主に以下のようなものがあります。
犬の水腎症の主な治療法
  • 片側性の場合  水腎症が片側だけに生じている場合は、片方の腎臓を摘出する外科手術が行われることがあります。
  • 両側性の場合  水腎症が両方の腎臓に発生している場合は、腎不全と似た症状をきたしますので、主に急性腎不全に準じた治療法が施されます。
  • 基礎疾患の治療  別の疾病によって水腎症が引き起こされている場合は、それらの基礎疾患への治療が合わせて施されます。
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